2011年7月7日木曜日

6/14放送 ガイアの夜明け

恒例の聞きながら通勤。

今回は福島原発の現場の特集だった。

現場で事故収束に全力をあげて対応している人達の
危険と隣合わせの様子が取材されていた。

危険を顧みず対応している人のコメントで
「仕事ですから…」
というのが印象的だった。

また、
「原発の知識も無い人々が安全だと言うのは無責任極まりない」
というのも心に響いた。

仕事上、障害対応に追われ顧客に報告することがあるが、
顧客から見れば、自分もその道のプロと見られる。
(それに見合うように日々努力。)
顧客が納得しない限り障害は収束したとはいえない。

今回の人災でプロフェッショナルにやっている人はどれだけいるのだろか?
電力会社の上層部、政治家…

各地にある原発の再稼働に向けた議論がされている。
国が安全だからと言ったから再開するような話もあるが、
客観的、理論的にリスク分析をどう考えているのだろうか。

絶対に安全だと言って来たはずが、
今回の人災で未だに収束つかない状況。
過去の教訓から人災はおきるもの。

原発が市町村だけの判断で再開可否を議論しているが、
国民全体で決めるべきではないのか?

事故が起きて放射能が漏れてしまえば、
避難するしかなく精々ホットスポットに近づかないようにするぐらいしかない。
人々の生活はお金には代えられないが事故が起きれば兆を超える費用がかかる。
被害は近辺に止まらず、チェルノブイリを参考にすると
20年以上経っているにもかかわらず、
未だに350kmの範囲で何かしらの制限を受けている。

電力問題があるのも解る。
電気代が上がってでも原発を止めて自然エネルギーにシフトして行くのか、
原発を再開して今の生活を変えずに危険と隣合わせにするのか
選択権は国民全体にあるのでは無いだろうか…

0 件のコメント: